両建て解説のアイキャッチ

こんにちは、副業トレーダーのユイ(@yuifx16)です=^・ω・^=

この記事では海外FXにおける両建てについて、詳しく紹介しています。

疑問を感じている男

両建てを活用すれば、リスクゼロでスワップを稼げるらしいけど、本当はどうなの?

という人のために、両建てに関する正しい知識をまとめています。

YUI

結論からいうと、両建てでリスクゼロでスワップで稼ぐのは不可能です。

それでも両建てを活用することでトレードを有利に進めることができます。

ただ、両建てには禁止事項があるので注意が必要です。

この記事で両建てする場合の注意点をおさえて、トレードを優位に進めて下さい。

そもそも両建てとは?

両建ての説明図

両建てとは「同じ通貨ペアで”買い(ロング)”と”売り(ショート)”の両方のポジションを保有するトレード」のことです。

例えばドル円の通貨ペアに対して、

  • 1ドル=110円のときに売りポジション
  • 1ドル=100円のときに買いポジション

という形でポジション保有している状態が両建てトレードです。

両建てのメリットとは?

両建てのメリットはポジションを確保したまま利益を固定できることです。

両建て例

ドル円にて1ドル100円で1lotのロングエントリー後、1ドル110円になったタイミングで1lotのショートエントリー。

→どれだけ値動きしても10円の含み益は変わりません。

買いと売りで同lotのポジションを保有している場合は、含み益も含み損も拡大しません。

ポジションを決済することなく、含み益・含み損をキープしたい際に用いられることの多い手法です。

この含み益を利用して、新規のポジションで含み損が発生しても、トータルでは損を出していないという“心理的優位性”を作り出すことができます。

両建てのデメリットはスワップポイントが必ずマイナスで付く

両建てのデメリットはスワップポイントが必ずマイナスで付くことです。

各FX会社のドル円のスワップポイントをまとめてみました。

ドル円ロング ドル円ショート
XM -1.76 -4.03
Titan FX +3.93 -10.03
GMO +8.0 -11.0
DMM +9.0 -11.0

ただし、スワップポイントはFX会社が政策金利をもとに独自に設定しているものです。

そのため違う業者間で両建てを行うとスワップポイントがプラスに持っていくことができます。

しかし、これは各FX会社が厳しく禁止をしている行為なのです。

海外FXで禁止されている両建てパターン

海外FXでは禁止されている両建て取引のパターンがあります。

  • 同一業者内で複数口座を利用した両建て
  • 他業者間を併用した両建て
  • 友人・知人同士での両建て

上記の両建てをすると規約違反となり、バレると利益取り消しはおろか口座を凍結される可能性すらあります。

複数口座を利用した両建て

複数口座をまたいだ両建て禁止の解説図

海外FXでは複数の口座を持つことができます。

例えばXMでは1アカウントにつき8つまで口座を開設できます。

しかし複数の口座を開設し、口座をまたいで両建てするのは禁止されています。

複数口座を利用した両建て例

XMで口座①と口座②を開設。

  • 口座①でドル円ロングポジション
  • 口座②でドル円ショートポジション

同一口座内ではなく、口座をまたいだ両建ての形になるためNG。

複数口座を開設する際は注意するようにしましょう。

別業者間での両建て

業者間での両建て禁止の解説図

別業者(国内・海外問わず)間で両建てするのも基本的にはNGとなります。

別業者間での両建て例

XMとTitan FXで口座を保有。

  • XMでドル円ロング
  • Titan FXでドル円ショート

業者をまたいだ両建てとなり、禁止行為に該当。

1つの業者のみ利用している方は心配ないが、複数の業者を使い分けている方は注意しましょう。

家族・友人同士での両建て

家族・友人間での両建て禁止の解説図

1人で両建てをするのではなく、家族・友人で組んで両建てするのも禁止です。

家族・友人同士での両建て例

AさんとBさんがそれぞれXMで口座開設。

  • Aさんがドル円ロング
  • Bさんがドル円ショート

グループ内で両建ての形となるためNG。

過去に知人同士で両建てをしていて、XMから利益取り消しされた事例もあります。

知人同士での両建てならバレないだろうと高を括らないようにしましょう。

禁止されている両建て行為がバレるとどうなっちゃうの?

FX業者に禁止取引がバレると、

  • 利益取り消し
  • 出金拒否
  • 口座凍結

などの重いペナルティを課されます。

ブラックリストもあるのか、別業者での口座開設を拒否されるという事例すらあります。

禁止の両建てパターンがある理由

海外FXで禁止されている両建てが存在するのは、ゼロカットシステムの悪用を防止するためと考えられます。

代表的なものに週明けの窓を狙った両建てがあります。

ゼロカットを悪用した両建てトレード例

海外FX業者AとBにそれぞれに10万円を入金して、以下の取引を行う。

  • 海外FX業者Aでドル円10万通貨ロング
  • 海外FX業者Bでドル円10万通貨ショート

この状態で週明けに200pipsの窓が開いていたとすると、、、

海外FX業者A 10万通貨×200pips→20万円の損失
海外FX業者B 10万通貨×200pips→20万円の利益

ここで20万円の損失を出した海外FX業者Aはマイナス残高となりゼロカットが適用され、結果として損失は口座に入金していた10万円のみ。

20万円の利益を出した海外FX業者Bの口座と合わせると、トレーダーは10万円儲かったことになります。

ゼロカットを両建てを利用することで、リスクゼロで10万円稼げてしまいます。

一方で海外FX業者Aはゼロカットで10万円の損失を補てんすることになるので、業者が10万円の損をすることになってしまいます。

海外FX業者としては、トレーダーのリスクを減らそうと好意で採用しているゼロカットを意図的に悪用されるのは避けたいのでしょう。

このような観点で海外FXでは両建ての中にも禁止事項があります。

指標・窓開け狙いのトレードのやり過ぎには気をつける

海外FXでは指標発表時のトレードや、週明けの窓を狙ったトレードは禁止されているわけではありません。

これらのような相場の急変動が起こりえる可能性がある際に、ゼロカットを利用したマイナス残高のリセットとハイレバを利用したトレードを繰り返すとペナルティを課せられる可能性があります。

上述したが、ゼロカットが執行されると損失は海外FXが補填しなければならないためです。

海外FXでは指標・窓開け狙いのトレードの繰り返しを明確に禁止しているところもあります。

YUI

Twitterなどで「海外FXで口座凍結された!」というもののほとんどが、これに該当する行為を行ったものなので、過度にやりすぎるのは止めておいたほうが良いです。

両建てするなら同一口座で戦略的に

海外FXのほとんどで同一口座間での両建ては問題なくできます。

上で紹介したように、上手く使いこなせば心理的エッジを作り出して、利益を伸ばし、損失を抑えることも可能です。

ただし禁止されている両建てをするのは厳禁です。

小さいロットで意図せず両建てになったくらいなら見逃してもらえるかもしれませんが、意図的に大ロットの両建てを利用して稼ぐと重いペナルティが課せられます。

YUI

「バレないだろう」と高を括らないで、決められたルールの中で取引をするようにしましょう!