スワップ狙いトレードはやるべきではない!その理由とは?

こんにちは、副業トレーダーのYUI(@yuifx16)です(❁´ω`❁)

この記事では「スワップトレードをオススメしない理由」を詳しく解説しています。

疑問を感じている男

XMなど海外FXのハイレバでスワップトレードすれば、簡単に毎日高収入が得られるんじゃないの?

このように思われる方もいらっしゃるかと思います。

それでもスワップ狙いのトレードは絶対にオススメしません。

YUI

この記事ではスワップポイントとなぜスワップ狙いのトレードをオススメしないのか、徹底的に分かりやすくまとめてみました。

スワップポイントの仕組みを理解した上で、闇雲にスワップ狙いに走らないようにしていただければ幸いです。

そもそもスワップポイントとは?

スワップポイントの解説画像

スワップポイントとは世界各国の金利の差を埋めるための数値のことです。

※ここでいう「金利」とは、各国の中央銀行(日本でいうところの「日本銀行」)が一般の銀行に融資する際の金利(政策金利)のことです。

日本語では「金利差調整額」とも呼ばれていましたが、スワップポイントという読み方が定着しています。

一般的に金利が低い通貨(日本円)は価値が高い・信用が高いと判断されます。

逆に金利が高い通貨は信用が低いとされます。海外からの投資を促すために金利を高くしているのです。

金利が低い通貨を売って金利が高い通貨を買った際には、金利の差を埋めるためにスワップポイントが付与されます。

たとえば日本円(金利0.1%)を売って米ドル(金利2.5%)を買うと(ドル円ロング)、金利差2.4%分のスワップポイントを受け取ることができます。

反対に米ドル(金利2.5%)を売って日本円(金利0.1%)を買う場合(ドル円ショート)金利差2.4%分のスワップポイントを支払う必要があります。

FXでは為替変動による差額以外にも、スワップポイントが損益に関係します。

ちなみに日本は超低金利国家(2020年9月時点ではマイナス金利)。

円絡みの通貨ペアではほぼほぼマイナスのスワップとなり、円を買う形でポジると、スワップ支払いが生じます。

スワップポイントはFX会社が独自に設定している

スワップポイントは金利差を埋めるためのものですが、実際の金利差をそのまま反映しているわけではありません。

スワップポイントは政策金利を参考にして各FX業者が独自で設定しています。

実際にFX業者が設定しているスワップポイントは下記のように異なります。

【ドル円1万通貨買いのスワップポイント比較】

FX会社 スワップポイント(2020年9月時点)
XM -1.76
Titan FX +3.93
GMO +8.0
DMM +9.0

スワップポイントは一定ではないので、詳細は各社のWebサイトでご確認して下さい。

スワップポイントは政策金利が変わったタイミングなどで、スワップポイントの見直しが入る場合があります。

XMでスワップポイントが付与されるタイミング

XMでスワップポイントが加算される時間はMT4/MT5の表示時間で日付が変わるタイミング。
0時に変わる瞬間です。

つまり、

  • 夏時間
    →朝の5時59分から6時に変わるタイミング
  • 冬時間
    →朝の6時59分から7時に変わるタイミング

で加算されます(ちなみにこの時間のことをロールオーバー時刻といいます)。

上記の時間帯にポジションを保有しているとスワップポイントが付与されます。

夏時間・冬時間とは?

欧米で導入されている制度。

3月の最終日曜日の午前1時のタイミングで時計の針を1時間早める取り決めのこと。

逆に11月第一日曜日の上記のタイミングで夏時間が終了して冬時間に切り替わります。

木曜日0時のタイミングでスワップポイントが3倍

水曜日のロールオーバー時、つまり木曜日の朝は通常の3倍のスワップポイントが加算されます。

木曜の朝6時59分から7時に切り替わるタイミング(夏時間は5時59分から6時に切り替わるタイミング)です。

プラスのスワップのポジションを保有する場合は問題ないですが、マイナススワップの場合も通常の3倍の金額が差し引かれるので気をつけましょう。

なぜ3倍なのかというと、スワップが加算されない土日分のスワップポイントをこの日に加算しているためです。

スワップの仕組み解説

瞬間瞬間で取引が成立しているように見えますが、FXで実際にお金が動くのは2日後です。

木曜日の2日後は取引時間外の土曜日になるので、日曜日分のスワップポイント含めて加算されます。

YUI

木曜日の朝に、今週の土日に受け取るスワップポイントを先にもらうという形で覚えておくと便利です♪

スワップポイントのみ出金はできない

スワップポイントは「有効証拠金に上乗せする」という形で加算されます。

保有中のポジションの含み益や含み損と同じ扱いとなります

そのためスワップが加算されたからとって、スワップポイント分だけを出金することはできません

加算されたスワップポイントが出金可能になるなのは「ポジションを決済した後」となります。

XMはポジション保有中でも残高の出金は可能

ただ「スワップだけを出金できない」というだけで、ポジション保有中でも残高の出金は可能です。

出金後の証拠金維持率が150%を上回れば出金が可能です。

スワップポイントにも税金がかかる

プラススワップは利益分の扱いになるので、課税対象なり確定申告する必要があります。

XMでスワップ狙いのトレードをオススメしない理由

冒頭でも書きましたが、XMでスワップ狙いのトレードはオススメできません。

XMでというよりどのFX会社であっても、そもそもスワップ狙いのトレードはオススメできません。

そもそもスワップ狙いのトレードで成功した人はいない

スワップ狙いのトレードで成功を収めた人はほとんどいません。

トルコリラや南アフリカランドでポジションを持って、スワップがかなり付いている人を見かけますが、それ以上に為替差益で莫大な含み損を抱えている方がほとんどです。

YUI

スワップポイントでコツコツ貯めようと思っても為替差で大きなマイナスとなり、反転を待つものの、ロスカットされてしまうという方が後を絶たないです。

両建てエントリーでは必ずマイナス

片方がプラスのスワップポイントになっている通貨ペアでも、マイナススワップの絶対値の方が大きくなるように設定されています。

つまり同じ大きさのポジションを両建てで保持した場合、確実にスワップポイントで損する仕組みになっています。

ドル円ロング ドル円ショート
XM -1.76 -4.03
Titan FX +3.93 -10.03
GMO +8.0 -11.0
DMM +9.0 -11.0

両建てなら為替変動リスクを0にできますが、スワップは必ずマイナスとなってしまいます。

疑問を感じている男

じゃあ他業者間で両建てしてプラススワップが残るようにはできないの?

このように思われるかも知れません。

しかし、XMやTitan FXなど多くの海外FXでは業者間での両建てが禁止されています。

業者間での両建てを行うと出金拒否・口座凍結といった処置がされてしまいます。

YUI

業者間での取引ならバレない・・・と思う方もいますが、業者間で情報交換されているのか、バレて口座凍結されている方も結構いるので、絶対にやめましょう。

高スワップ通貨はスプレッドが広い

例えばドルvsトルコリラの平均スプレッドは116.8pipsです。

0.1lot(1万通貨)で取引したとしても、エントリー時に約1,200円程度もスプレッド分が差し引かれることになります。

スワップポイントは1日あたりで約40円程度付くので、スプレッド分を取り戻すのに1ヶ月程度もポジションを保持しなければいけません。

スワップが高い通貨はレバレッジが制限されやすい

高スワップで有名なトルコリラの通貨ペアは最大レバレッジは100倍です(XMの最大レバレッジは888倍)。

為替変動の大きさへの配慮として、為替リスクによる損失からトレーダーを守るために最大レバレッジを制限しています。

【レバレッジ制限がある主な通貨ペア】

  • EURTRY(ユーロ/トルコリラ)
    最大レバレッジ100倍、1lotエントリーの必要証拠金約12万円
  • USDTRY(米ドル/トルコリラ)
    最大レバレッジ100倍、1lotエントリーの必要証拠金約11万円

まとまった証拠金がないと大ロットでエントリーできないので、どうしても効率が落ちてしまいます。

必要証拠金が多いので、強制ロスカットされやすくなる

高スワップの通貨ペアでは必要証拠金が多くなるので、他の通貨ペアに比べてエントリー時の証拠金維持率が低くなってしまいます。

つまり、他の通貨より少ない値動きで強制ロスカットされてしまいます。

口座残高15万円で取引する場合の試算

■ドル円で1lotエントリー

  • 必要証拠金:約12,000円
  • エントリー時の証拠金維持率:約1250%
  • 有効証拠金が約2,400円(含み損が14万7,600円)でロスカット

約147.6pipsの値動きで強制ロスカット

■ドルvsトルコリラで1lotエントリー

  • 必要証拠金:約12万円
  • エントリー時の証拠金維持率:約125%
  • 有効証拠金が約2万4,000円(含み損が9万6,000円)でロスカット

約96pipsの値動きで強制ロスカット

ドル円よりも約50pips分少ない値動きでロスカットされてしまします。

※XMのロスカット水準は20%、スプレッドは加味していません

ボラティリティの大きさと相まって、ポジションを長期間保有するのはかなり難しいです。

どうしてもスワップ狙いトレードをしたいなら国内FX

私個人としてはスワップ狙いのトレードはそもそもすべきではないと考えています。

しかし、どうしてもスワップ狙いのトレードを行いたいなら国内FXを選ぶことをオススメします。

理由は国内FXの方がスワップポイントが有利に付くからです。

加えてスワップ狙いのトレードをするなら次の2点を心がけると良いと思います。

  • 取引するならメジャー通貨
  • レバレッジは極力低めに設定

取引するならメジャー通貨

取引をするならメジャー通貨を選ぶようにしましょう。

疑問を感じている男

トルコリラや南アフリカ・ランドがスワップ高くていいんじゃないの?

と思われる方も多いのですが、上でも書いたようにスワップポイントが高い通貨はそもそも通貨への信頼度が低いです。

誰も想像しなかった値段まで値下がりすることもあります。

トルコリラの値動き

高スワップで人気のトルコリラは5年で貨幣価値が1/3ほどにも落ちています。

5年も保有すれば結構なスワップが付きますが、それを遥かに凌駕する為替変動による損失を被っています。

おそらく2015年くらいにトルコリラを買った方のほとんどはどこかで損切りか、ロスカットとなっているはずです。

またマイナー通貨では、通貨危機が起こる可能性もあります。

最近で言えばベネズエラの例があります。

2018年に急激なインフレが起こり、貨幣価値が10万分の1まで切り下がりました。

100万円が10円にまで下がってしまったというものです。

トルコや南アフリカなどの経済規模が小さい国で同じようなことが起こらないという保証は一切ありません。

高スワップの通貨ペアの取引にはかなりのリスクが潜んでいます。

さすがに米ドルや豪ドルなどでここまでの事態が起きることはないでしょうが、それでも可能性はゼロではありません。

レバレッジは極力低めに

スワップ狙いのトレードではポジションをなるべく長くホールドすることになります。

ちょっとやそっとの値動きではロスカットされてしまわないように、レバレッジは極力低めに設定することが必要です。

例えばドル円なら過去の最安値は75.556円ですので、ここまで値下がりしてもロスカットされないように十分な資金を用意すべきだと思います。

XMでスワップ狙いトレードをしないほうが良い理由まとめ

  • FXでスワップ狙いで成功したトレーダーはほとんどいない
  • XMを含め海外FXはスワップがトレーダーに不利に付く
  • どうしてもスワップ狙いトレードをしたいなら、国内FXでメジャー通貨を低レバレッジで
YUI

スワップ狙いのトレードはそもそも効率が非常に悪いです。

スワップポイントはノイズ、手数料程度に考えて、為替差益で稼ぐようにしましょう!